『就活マラソン　七転び八起き：「就活」という名の見えない壁との向き合い方』―出版事例

私は就職支援に関わる仕事を18年続けています。特に大学生の就職活動の支援を通して、受験とはまた違ったプレッシャーや正解のない数々の未来に不安を感じながら相談窓口に来る人々の姿をみてきました。彼らは何に困り、何によって気持ちをそがれ、そして、どうすれば元気を取りもどして活動を再開してくれるのだろうかといつも考えています。

高校受験、大学受験を突破した成功体験はあっても、就職で内定を得ることの困難さにぶつかる人が多くいます。内定獲得のための傾向と対策本は数多くでていますが、その対策は理解できても方程式を解くように答えに正解がないため、人によっては頑張ってもすぐに結果がついてこない状況が続きます。だんだんと理解不能になってしまい、エネルギーをどんどん消耗しきってしまう姿をみると、まるで春夏秋冬を走りぬくフルマラソンのようで、そのような彼らの伴走者になりたいという思いから、メンタルに寄り添う本を出版するに至りました。

本書では、大学卒業までの1年間を4つのシーンに分けて、その時期ごとに遭遇する壁に対してどう向き合うかのか、そして、社会人になっても、その先の人生のあらゆるステージにおいてもヒントになる要素を届けています。視点をリフレーミングして皆さんが必要以上に自分を責めたり落ち込むことから回避でき、気持ちが楽になれば幸いです。

持って生まれた自分の力で目の前の景色は変えられることを是非、信じてください。
お読みいただき、リカバリー、リスタートするきっかけになれば嬉しく思います。

【VM出版スクールで得たこと、おすすめポイント】
随分前に、小説を書いてみたい、と漠然と思っていたことはありました。しかし、現実にはあり得ない事として、そのまま月日が経ったわけですが、今回ご縁を頂いてVM出版スクールと巡りあい受講生となりました。当初は、６か月間で自分の本を世に出す！なんて無理でしょ、と不安でいっぱいでしたが、そして半信半疑でしたが、あれよあれよという間にこうして現実になり、「案ずるより産むが易し」だったというのが実感です。

具体的になぜこうして半年で出版できたのか振り返りますと、一つは基本となる講義「学習サイト」の充実です。本業や家事その他をこなしながらの日常ですので、自分のペースで学習できる点で、ストレスなく進めていくことができる教材でした。また、参考書的に読んで終わりというのではなく、順序だったカリキュラムに加えて、動画の視聴や課題に取り組みながら自分自身に落とし込むことができました。このような効果的な仕組みが素晴らしいと思います。

二つ目に、スタッフの方や担当コーチのサポートです。スケジュール管理もフォローして下さり、疑問を解決するサポートがあることも初心者には安心材料でした。

最後に、スクールの仲間です。自分一人での作業や独りよがりで創ったのでは、読者の視点からズレることもあったと思います。ワークショップなどで、同じ学び舎の仲間、先輩やスタッフの皆さんからアドバイスを頂いたり、エールをもらえることも励みになり、最後まで走り切れました。

自分の思いを込めて書いた本が、たった一行でも微力ながらどなたかの役に立ったのであれば、大変嬉しく思います。是非、皆さんも思いを届けてください。

【本を出したことで起きたビジネス変化は？】

本は名刺代わりと言われますが、名刺以上に信頼度を上げるツールだと思います。既存のクライアントさんに１冊目を出版した本の紹介をすると、興味深く話を聞いて下さる方が増えましたし、専門家の一人として今まで以上に一人前として認めて頂いたように感じます。これからセミナーや相談業務の仕事をする上で集客の後押しをしてくれる道具になると思いました。

出版して間がないため、ビジネス上、大きな影響はまだありませんが、この小さな反応が大きく芽吹くことを期待しつつ、2冊目、3冊目と実績を重ねたいと思いました。