『本物の自信を育む自己受容のはじめ方』―出版事例
『「本物」の自信を育む自己受容のはじめ方 ~頑張っているのに自信が持てないあなたへ』
自信を持てず悩んでおられる方は、「自信があれば、もっと安心して楽しく生きられるのに。」などと、自信のない自分を責めているかもしれません。しかし、自信を持てないことは、心の様子を観察してみると、実は自然なことです。
この本では、自己受容という心の扱い方を紹介し、どのようにしたら「本物」の自信を育むことができるのかをお伝えしています。「本物」の自信とは、何か目標を叶えたり、何かを手に入れたりすることで得られる自信ではなく、何も持っていなくても自分に安心感があるという揺るぎない自信です。自己受容という言葉は、受け身的に感じられるかもしれませんが、私たちの幸せの土台ともなる非常に大切な在り方なのです。
自信がなく日常で起こることに感情を振り回され、疲れ切っていた筆者の、自己受容の実践経験と「本物」の自信を持つことでしなやかに楽しく生きられるようになった変化も含めて書いています。ぜひ自己受容を身近に感じていただき、一緒にとり組んでいただけたら幸いです。(Amazon著書ページからの引用)
本物の自信を育みたい方へ、私が実践して本当に自信を育むことにつながっていると思う心の扱い方をご紹介するために本を書きました。その方法は意外なもので、あまり知られていないと思ったからです。皆さんは、自信を育むというと、どのような方法を思い浮かべますか?自信を育むためには、何か目標を叶えたり、何かを手に入れたりする必要があると思っている方も多いのではないでしょうか。
私は、本物の自信の育む方法として、自己受容という心の扱い方を実践しています。「本物」の自信とは、何も持っていなくても自分に安心感があるという揺るぎない自信のこと。外側で手に入る名誉や肩書きなどは、刺激的で一時的に私たちを安心させ、喜ばせてくれるかもしれません。しかし、それがなくなってしまったときや、もっと良いものが出てきたときなどを考えると、不安定で、私たちを執着させるもののようにも思います。「自己受容」という心の扱い方は、自分の内側に安心感と信頼感を育みます。外側で思いがけない出来事があったとしても、私は大丈夫だというしなやかな強さが内側に育まれるのです。自己受容では、自分の弱さや見たくない部分に注目するので、一見自信を育むことと逆行しているように感じられるかもしれません。また地味で、華やかな成果もすぐには感じられないので、面白くないように感じられるかもしれません。しかし、コツコツと自己受容に取り組んできた私は、過去の自分と比較して、確実に自分の内側に自信が育っているという自己受容の効果を感じています。頑張っているのに自信が持てず悩まれている方に、ぜひ一緒に自己受容に取り組んでいただきたいと思っています。
VM出版スクールのおすすめポイントは、一緒に学んでいる仲間やコーチと、ワークショップなどで、自分の本のテーマについて話し、聴いてもらえる場があることです。自分では一生懸命考え抜いて、構成した企画書ですが、いざ仲間に聞いてもらうと、全然伝わっていないことに驚きました。伝えたい内容を伝え、それだったらこういう構成はどうか、こういう表現はどうかと一緒に考えてくれる機会があったことで、伝えたいことを伝わるように伝えるということが、一気に進んだように感じました。話す中で自分の真に伝えたいことも明確になって、本として研ぎ澄まされていった印象があります。心のことは言語化して伝えるのが難しいのですが、読者の方からは、わかりやすかった!というコメントももらえて、VM出版スクールの皆さんのご協力のおかげだと思いました。
また、乳幼児の育児中の私にとっては、自分のペースでオンライン受講できることも非常にありがたかったです。本を書く自己表現の機会は、育児に奮闘する私にとって、自分のための癒しの時間であり、元気を取り戻せる時間でした。受講前は両立が大変かと思いましたが、今となっては、執筆活動があったからこそ、育児もうまく回ったのだと感じています。
■出版したことで起きたビジネス変化は?
私はビジネスの初心者でしたので、執筆することを通じて、自分の商品を形作っていくことができたと思っています。カウンセリングという効果が目に見えにくい商品を扱っていますので、自分の商品について、何となく良いものだと思っていても、その良さを言葉にしてうまく伝えることができませんでした。執筆する過程で、ターゲット読者を設定し、その方のお困りごとや、私の提供できることを丁寧に考えていくなかで、私の伝えたい想いが明確になっていき、改めて自分の商品について、自信を持って良いものだ!と思えるようになりました。そうすると、もっと自分の商品を多くの方に知ってほしい、体験してほしいという気持ちが大きくなり、ビジネスにおけるモチベーションがあがったようにも感じます。
また、本を書くことで、私の商品における大切なことが明確になった分、的確に効果をあげるための要点を絞り、自分の商品についてブラッシュアップすることができました。そして、私のカウンセリングを受けられたお客様から、自己受容の効果を感じられたといったお言葉をいただき、自分の伝えたいことが人に伝わる喜びも体験することができました。
植村 ゆうき
植村ゆうき(うえむらゆうき)
・産業カウンセラー
・Inner sense of wonder MINDFULNESS 108コース修了
・マインドフルネス瞑想指導者
・オンライン相談「ボイスマルシェ」専門家カウンセラー
自分を心から許し、周りの人たちを許せるという「自己受容」の考え方に強く魅了され、多くの人が真に生きやすい世界を実現することを意図して、学び、実践し、それを広く伝えている。
〈経歴〉
1987年兵庫県生まれ、神戸大学経済学部卒。
娘を出産し育児について向き合った際、自らの自己肯定感の低さに気づく。
まずは母親の自分が、どうしたら安心して生き生きと人生を歩めるのかと、心理学の勉強を開始。
その中で自分を大切に扱う「自己受容」の姿勢が、苦悩を減らし前向きに生きていくために必要な土台だと感じる。
「自己受容」を体系的に体感できるマインドフルネス瞑想を毎日実践することで、少しずつ自分を知り、自分と仲良くなって、自然体で自分らしく生きられるようになった。
今の日本では、自分を大切にする時間を持てず生きづらさを抱えている人が多いと感じる。病気予防の観点からも、マインドフルネス瞑想に取り組む人が増えればと、オンライン瞑想会やワークショップの開催、個人セッション等の活動をしている。