『今より私を好きになる未来地図の描き方』―出版事例
『今より私を好きになる未来地図の描き方 ~私に問いかける5つのステップ』
この本は私がお話を聴かせていただいた多くの方が抱える「生きづらさ」の中で、特に多いと感じる、心を抑圧させ、自分の感情を自由に表現できず苦しんでいる人のために書きました。社会の中で上手に自分らしく生きていくことができず、人の輪の中に入るのが苦手で、そんな自分が嫌で、辛くて…。その一方で、本当は「人が好き」で、仲間と楽しく時間を共有したくて、「自分の生き方を変えていきたい」「変わりたい」とずっと前から思っている。そんな人のために書いた本です。
(Amazon著書ページより抜粋)
本書は、私が日々カウンセリングを行っている中で、多くの方が共通して持っていると感じた「生きづらさ」や「心の痛み」に、自分自身で寄り添い、向き合っていけるよう願いを込めて書きました。
現代を生き抜く私達は、皆、多かれ少なかれ、心の中に悩みを抱え、時には疲れ果てている。カウンセリングを行う中で、そんなことをよく思うようになりました。
この本はその中でも、特に、自分に自信を失くし、社会の中で「自分らしく」生きていくことができす息苦しさを抱えた人に、少しでも愛と希望をお届けできたらと、そんな気持ちで書きすすめていきました。
自身にどう向き合っていけばよいか分からず、悩み、ただただ苦しさを抱きしめている人へ。
自分を見つめ、向かい合っていくために、「自分の特徴を違う発想で俯瞰してみるワーク(長所や短所の洗い出しを行う)」を始まりとし、その後も、「感情の癖・思考の癖を知るワーク(感情がメインの自分史を作成する)」「ものの捉え方の変換の練習のワーク(ポジティブ変換日記)」など、やさしいステップで、順序だてて、自分を俯瞰し、受け入れていく方法をお伝えしています。
また、自分の「好きになれない部分」に向き合うだけではなく、そこを認め「不甲斐ない部分」も「自分の愛しい一部」だと思っていただく(ありのままの自己を肯定していく)ことも、私の願いです。
日々色々なことが起こる世の中で、自分に自信を失くしてしまった時、ちっぽけだと感じてしまった時こそ、自分を愛し、抱きしめることを忘れないでほしいと思います。
そんな願いを、一冊の本にしました。
【VM出版スクールで得たこと、おすすめポイント】
半年前の私は、自分が本を書くなど想像さえしてない状態で、できる訳ない!と思っていました。ですが、VM出版スクールのカリキュラムは、想像していた以上に丁寧で、細かいサポート体制もあり、課題に沿って真剣に取り組んでいくうちに、不思議と自分の書きたいことや、伝えたい読者は誰なのか、自然に心の中に浮かび、時間が経つと一冊の本になっていました。もちろん、本の内容は自分自身で考えたものですが、悩んだ時は、ワークショップで他の受講生さんに相談をし、1on1でメンター(コーチ)の方に勇気やモチベーションを上げてもらい、レビュー会では受講生同士で登壇者の作品について想いをめぐらし熱く語り合い…そんな環境であったからこそ、形にすることができたのだと思います。
また、本を書いた後だからこそ実感できることだと思うのですが、ひとつひとつのカリキュラムの中に、自分の想いを一冊の本に仕上げるための段階を踏んだ丁寧な学びがあり、その学びがあったからこそ、書き上げることができました。
出版後も色々な場面で、「おめでとう」のあたたかい言葉をかけてもらい、発言する機会などもいただいて、改めて自分の気持ちに向き合い、本を通して何を伝えていきたいのか、考える機会を得ることができました。1冊の本を執筆できたことで、私自身の心の中を俯瞰し言語化する、とても良い、特別な機会になったと思っています。
構想段階から、出版した後まで、あたたかいサポートを実感できるVM出版スクールで最初の本を書くことができ、本当によかったと思います。
【本を出したことでのビジネス変化】
まだ出版後、1か月経っていないのですが、執筆した本の中で紹介したワークを、実際にセッションで一緒に行ってほしいとの問合せを頂き、今後、本のワークをセッションやセミナーなどに展開していく予定で、準備を進めています。また、Amazonのレビュー以外の場所でもnoteやTwitterなどから沢山のご感想を頂き、自分自身の大きな励みになりました。また、まだ実現はしていませんが、セミナー等を一緒に行いませんか?というお声がけも頂いています。
今回本を出版し、自分の想いを言語化できたことで、大きな自信となりました。自身の内面の変化を含め、沢山の得るものがあったと実感しています。その一つとして思うことは、仕事に対する意識が大きく変わり、今後も対人支援に力を尽くしていきたいという決意につながった、ということ。シャンと背筋が伸びたような、誰かに背中を押してもらったような、そんな気持ちになりました。
「本は名刺代わりになる」という言葉をよく耳にしますが、実際に自分が本を出版し、その言葉を少しずつ実感してる毎日です。今後も執筆活動も自身の表現の場のひとつとしながら、新たなチャレンジにむけて、頑張っていきたいと思っています。
山出 華織
山出 華織(やまいで かおり)
・ココロの言語化 @emotional support 代表
・オンラインカウンセリング「ボイスマルシェ」専門カウンセラー
・国家資格キャリアコンサルタント
・JKDA認定傾聴サポーター(R)
「自分と対話し(気づかなかった)心の奥を言語化し、本当の自分を知る」
行政の就労支援機関(サポステ)で延べ1500人以上の方の対人支援を行う。ニート・15年来の引きこもりの方などの心の悩みを聴き、社会復帰の支援を担当。現在はその経験を活かし、オンラインカウンセリング「ボイスマルシェ」にて専門カウンセラーとしてカウンセリングを行いながら、自身のカウンセリングルーム「ココロの言語化@emotional support 」の運営を行っている。
2021年から傾聴の勉強を本格的に開始し、現在、JKDA(日本傾聴能力開帳発協会)の認定傾聴サポーター®の資格を取得。2022年9月には傾聴心理士の資格を取得予定。
(Amazon著者プロフィールより抜粋)