『幸福な夫婦のためのマニュアル ~臨床心理士が読み解くパパママ世代の喧嘩の仕組みと夫婦円満のコツ』―出版事例
夫婦カウンセリング歴25年の臨床心理士が、臨床心理学の知見と経験に基づき夫婦喧嘩の仕組みやカラクリを解き明かします。忙しい子育て世代のパパママ、日常生活のいろいろなことでパートナーとぶつかることってありますよね。でも本当は相手に感謝したり相手のことを大切に思っている。自分たちの幸せのためにも子供のためにももっと仲良くしたい。けどいつも喧嘩は同じようなパターンにはまり込んで、どうしたらそこから抜け出せるのかわからない。そんな方々のために、本書では夫婦喧嘩がなぜ起こるのか、本当は何を伝えたり相手にわかってもらいたいのかについて解説します。自分とパートナーの間に起こっていることが腑に落ち、喧嘩が減って、より安心して信頼し合える関係を作るためのヒントが満載です!
(Amazon著書ページからの抜粋)
25年間夫婦カウンセリングを実施する中で、それぞれのご夫婦の違いはあれど、共通のテーマが繰り返し語られてきました。臨床心理における夫婦カウンセリング理論を学ぶ中で、それらの共通のテーマとは、「大人の愛着関係」であるところの夫婦関係において、パートナー同士が本当は何を求めて何を争って、大切なパートナーと戦いになってしまっているのかが深く理解できました。一方、関係が拗れてしまったご夫婦は多くの場合、いつもヒートアップした感情的な喧嘩になるけれど、いつも問題は解決せずにお互いに不満や怒り、傷つきを抱え続けます。自分たちでは抜け出せないネガティブなパターンにはまり込んでしまってどうしていいかわからない。けれども本当は相手を大切にしたいし相手にも自分を大切にしてほしい。いつも相手に感情をむき出しにしてきついことを言ってしまう自分に嫌悪感を抱いている。そういう方々に、夫婦とは何か、どうして行き違いが起こってしまうのか、ネガティブパターンの仕組み、深いところでパートナーと繋がるにはどうしたらいいかを本に記すことで、多くのご夫婦に「愛って何だろう」「繋がりって何だろう」ということを理解していただきたいと願って書いたのがこの本です。
夫婦関係にとどまらず、自分って、人間て深いところで何を求めているんだろうということに思いを向けていただき、親子関係にも役立つ秘訣を掴んでいただけるエッセンスを盛り込んでいると自負しております。
電子書籍を出版するために必要な知識やノウハウを様々な側面から学ぶことができました。それは企画書の作り方、ターゲット読者の想定、自分の経験や知識を読者のニーズに合わせてどう届けるかというマーケティングの視点、本の内容に信頼を持たせるための著者プロフィールの書き方など。そして、キーワードの絞り込み、目次立て、執筆、入稿などの具体的な出版プロセスも全てサポートしてもらえて、一対一のコーチングで疑問や不安も解消することができます。本を出したいけど一体どこから手をつけたらいいかわからない、という状態から実際に電子書籍が短い期間で出版できる、とても効率的で丁寧なプログラムを、出版を考えている皆さんにぜひお勧めします!
【出版したことで起きたビジネス変化】
本を読んだ方からのカウンセリングの申し込みがあったり、自分のクライエントにも夫婦関係についての入門書として勧めることができるようになりました。クライエント以外でも、夫婦関係に悩んでいる友人知人に自分の夫婦臨床について知ってもらい、基本的な理解を得てもらうためのコンパクトな書籍として紹介し喜ばれています。また他の心理職の方々もクライエントに勧める本として認識してもらうことができ、それぞれのクライエントに紹介してもらっています。
上遠 文恵
上遠 文恵(かみとお ふみえ)
臨床心理士。カウンセリング歴25年。
NPO法人、大学学生相談、婦人科クリニックなどでのカウンセラーを歴任後、2011年4月より東銀座にて個人開業。
1970年7月横浜市に生まれる。ウィスコンシン大学、国際基督教大学卒業、アイダホ州立大学大学院修士課程修了。専門は成人の個人カウンセリングと夫婦カウンセリング。日本のみならず、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアで心理療法の訓練を受け、現在も訓練を継続している。結婚25年の夫との間に大学生の息子がいる。