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小川さなえ 本表紙1

2022年01月 発売



『「ありがとう」を伝えたくて ~認知症になった父ともう一度心と心でつながるために~』―出版事例

小川 さなえ 著

アルツハイマー型認知症になった父を、母と共に見守り、看取っていく過程での出来事や心の葛藤を記した体験談です。両親が元気だった頃、私は親孝行な娘ではありませんでした。両親は私たち3人姉妹を大切に育ててくれましたが、その愛情に感謝しながらも少し重く感じていました。そんな矢先、母にクローン病という難病が見つかり、父の認知症の進行。両親をこれ以上二人だけにしておくわけにはいかないと、私の住む静岡県に呼び寄せました。その後、父が亡くなるまでの3年半は私にとって特別な時間になりました。認知症の親のサポートというと大変なことばかりの日々だったように思われるかもしれませんが、大変なことの合間には穏やかで幸わせな日常があり、過ぎ去ってみるとそれこそが父との絆であり、亡くなった今もそしてこれからも私の中で大切に生きていくような気がしています。父の介護を通じて、私はもう一度親子の心の絆を取り戻したかった、「ありがとう」を伝えたかったのだと思います。

<目次>
はじめに
第1章 とまどい
・認知症の父、クローン病の母 このままでは共倒れ?
・父、サービス付き高齢者向け住宅に入所する
・心の奥から湧いてきた思い
第2章 混乱
・環境の変化への父の混乱
・医師から告げられたこと
・デイサービスのレクリエーション
・「今日はうちに帰る!」への介護士さんの心あたたまる対応
・感情のコントロールが難しくなっていった父
・父の困った行動を受け入れることができなった私
第3章 気づきと理解
・周りを頼る勇気
・心が満ち足りるかかわり
第4章 行動
・いっしょに歩くこと
・安心する場所でくつろぐ
・笑うこと、泣くこと
第5章 悲しみとあきらめ
・母の苦悩
・私の苦悩
・辛い光景
・ただここにいてくれるだけでいい
第6章 受容と感謝
・春のころ
・初夏のころ
・夏のころ
・お別れの日
おわりに

この本を書いた思い、読者へのメッセージ

認知症になった父と過ごした晩年の月日は私にとって特別な時間になりました。

認知症の親のサポートというと大変なことばかりの日々だと思われることが多いです。たしかに、衰退していく親と向き合うことは、もどかしさ、憤りなど苦しい葛藤もたくさんありました。しかし、大変なことの合間には、穏やかで幸せな日常もありました。そして、過ぎ去ってみると、そんな当たり前の日常こそが父との絆であり、亡くなった今も、そしてこれからも私の中で大切に生きていくような気がしています。

介護を通じて、私は、疎遠になってしまった父と、もう一度親子の心の絆を取り戻したかった、そして、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたかったのだと思います。



VM出版スクールで得たこと、おすすめポイント

執筆活動は、自分との戦いのような、孤独になりがちなイメージがありましたが、VM出版スクールは違いました。メンターさんとの月に2回の1ON1や、週に2回のワークショップもあり、励まし合いながら、孤独にならずに前向きに活動を進めることができたことが何よりありがたかったです。また、カウンセラーとしての活動だけでは交流することができなかったであろう方々とも面識を持てたことも大変刺激になっています。

【本を出したことでの変化】
自分にとっての大切な体験を、1冊の本として書き上げることができたことは、とても大きな自信と達成感になりました。さらに、読んでくださった方から、たくさんの共感の感想をいただけたことも大変うれしく思いました。著書がご縁となり、セッションのご予約がいただけたことも自信につながりました。



著者プロフィール

小川 さなえ

小川さなえ(おがわさなえ)
・心理カウンセラー
・産業カウンセラー

「みんな違ってみんないい」をモットーに、違いを受け入れお互いがお互いを尊重できるおもいやりとやさしさのある社会の実現を目指し行動します。カウンセリングでは、育児、介護、看取り、喪失など人生のテーマに寄り添い応援するカウンセラーとして活動中。
1965年東京都出身。大学卒業後製薬会社勤務を経て結婚、退職。育児中、産業カウンセラー資格を取得。傾聴ボランティアなどの経験を経て、心理カウンセラー富田れいこ氏に師事。2021年6月より自宅にてオンラインカウンセリングを始める。2021年8月よりボイスマルシェにてカウンセラーとして参加。

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