『教室に入れない子どもたち ~子どもの「心」を知る方法』―出版事例
『教室に入れない子どもたち ~子どもの「心」を知る方法
公認心理師が紐解く不登校の生徒の心理、親にできることは何か?』
いま日本で増えている不登校。学校に行けない子どもたちの心の中で何が起きているのでしょうか? この本は不登校のお子さんを持つ保護者向けの本です。筆者は公認心理師であり、学校の別室で教室に入ることができない生徒の支援を行っています。学校に行くこと、教室に入ることにためらう子どもたちの心の中で何が起きているのか。この本に把握しにくい子どもの「心」を知るために必要なことを書きました。不登校への対処法は対象となる子どもの年齢や発達の特徴など様々な要因に応じて異なります。しかし不登校を選択した理由を理解するために必要なことは親自身の心構えであり、様々な場面で応用することが可能です。子どもの心をを知るためにはまず自分の心を知ることが大切です。親が自分自身を理解して癒やされ、軽やかな波動を生み出せばその波動は子どもに伝わって子どもを癒やします。子どもは親自身が価値観を変えて、生き方そのものに変化をもたらすきっかけを与えています。本書を活用して新たな視点で自分のことを、そして子どものことを理解してみませんか。親子で幸せな未来へ歩み出す鍵は自己理解を深めるあなたの意欲です。(Amazon著書ページから抜粋)
「子どもが何を考えているのかわからない」「どう接すればいいのかわからない」そんな親子関係の悩みで苦しんではいませんか。この本は不登校の子どもの「心」が理解できず苦しんでいる保護者に向けて書いた本です。
私は学校に抵抗のある子どもたちの支援を行なっています。日々支援を行うなかで感じるのはたくさんの「すれ違い」です。お互いを必要として大切に思っているのに子どもの歯車と親の歯車が噛み合わない。そんな親子のすれ違いを解消して明るい未来へ一歩を踏み出す支援がしたいと考えこの本を書きました。子どもの「心」はどうなっているのか。それを知りたい親の「心」はどうなっているのか。思いが伝わらない、考えが理解できないと感じてしまうのはどういった「心」のすれ違いがおきているのか。子どもの心の理解を深めながら親自身の心の理解も深めることができるような内容になっています。不登校の保護者の方の他にも、親子関係に悩んでいる方にもお勧めです。悩みの根底にある自分の生き方の癖に気づき、取り組むべき課題を見つけたら、あとは少しずつ前進する過程を楽しみながらゆっくり歩んでいきましょう。自己理解と他者理解の視点を変えることで、親子の絆を深めるきっかけになることができれば嬉しいです。
読者の視点を学び、自分が伝えたいことを本として整理したことで自分の中でも整理されて、セッションでも活用しやすくなりました。クライアントさんからもわかりやすいと言っていただきました。
■本を出したことで起きたビジネス変化
実際に子どもが不登校であった保護者さんが読まれて、視点が変わった、自分を肯定することができたとメッセージをいただき、自分の専門職としての活動を知ってもらうことができました。
また、不登校の子どもの支援を行なっている方から子どもの対応に悩む保護者が読むことができるように配置させてほしいなどの依頼がありました。
中島 素空
中島素空(なかしま そら)
公認心理師
心理カウンセラー
看護師
看護師として医療現場で働きながら医療では補うことができない心の苦しみに関心を持ち、心理学、カウンセリングを学ぶ。自身もカウンセリングを受けることで長年苦しんできた生きづらさから解放され、知識と癒やしによる心理的な変化がその後の人生を変えることに確信を持つ。
公認心理師免許取得後は子どもたちの心のケアに従事するため、教室に入れず別室に登校する子どもたちの支援を行う。
女性専用の電話相談ボイスマルシェ専門相談員として、子育てや人間関係など様々な悩みを抱える女性の支援も行っている。
地域に根ざしたカウンセリングルーム安心の場所Hereでは心理教育・心理カウンセリングを行い「誰もが自分の生き方で輝ける社会」を目指して心に寄り添って理解し、共に歩む、愛のある支援活動を行っている。