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2023年06月 発売



『ココロとカラダをととのえる起立性調節障害のお守り本』―出版事例

野村 涼子 著

『ココロとカラダをととのえる起立性調節障害のお守り本 ~精神科看護師の子育て実体験から』

私は、自分の家庭で経験してみるまで、起立性調節障害という病気がここまで人を苦しめることを知りませんでした。突然【当たり前】を奪われることで、ここまで追い詰められるとは考えもしませんでした。
症状が理解されず、怠けていると思われてしまう。自分でも「サボっているだけなのでは?ダメなやつになってしまった」と思い続ける苦しみ。誰よりも自分が、自分自身を許せない、というつらさ。
起立性調節障害に日常を奪われ、苦しめられるご家庭の救いになる本を出したいと思い、今回の本を企画しました。
私が、ひとりの母親として経験したことをありのまま言葉にしています。
そして、まだ抜け出せてはいませんが、症状が落ち着いていく段階で、役に立ったのではないかと思われる考え方をまとめました。
起立性調節障害に日常を奪われた誰かの救いになれば幸いです。
(Amazon著書ページから抜粋しています)

この本を書いた思い、読者へのメッセージ

私は、精神科領域で働いてきた看護師です。公認心理師の資格も持っています。
しかし、3人の子どもたちが順番に不登校になったときは、とても平静ではいられませんでした。

わが子3人を見ていて感じたのは、不登校は十人十色で、全く同じケースなんて存在しないということです。ひとりひとり背景も違えば、たどる経過も違い、必要なケアや回復の道のりもそれぞれなのです。

3人の子どもたちのうち、ひとりは起立性調節障害による不登校でした。
起立性調節障害は、突然わが家にやってきて、「当たり前」「普通」といったものを押し流してしまいました。残り香さえないほど、「当たり前」や「普通」は一瞬でわが家から姿を消しました。
「当たり前」「普通」が叶わないことは、相当な苦しみを生みます。社会に居場所がないような気持ちにさせられ、「なんて自分はダメなんだろう」と自分を責めるしかないところに立たされます。

起立性調節障害に日常を奪われ、苦しめられるご家庭の救いになる本を出したいと思い、この本を出版しました。
私と私の子どもたちが経験したことをありのまま言葉にしています。
この本の中には、心の専門家としての私もいますが、ひとりの母親としての私もいます。「専門家」と「母親」の間を揺れ動きながら、起立性調節障害と向き合う中で役に立ったのではないかと思われることをまとめてみました。
起立性調節障害に日常を奪われた誰かの救いになれば幸いです。



VM出版スクールで得たこと、おすすめポイント

 私は幼少の頃から文章を書くのが好きで、自分の本を出版することを夢見ていました。しかし、何の実績もない私が、いきなり本を出せるわけもないと半ば諦めていました。VM出版スクールは、「何の変哲もない」これまでの人生の中に、誰かのためになる、キラキラした知識や経験が眠っていることを教えてくれます。誰かのように波乱万丈ではなく、誰かのように立派ではない。でもそんな「生身の私」が実際に経験してきたことを、書いてみませんかと誘ってくれるのです。

そして、書くためには、メソッドが必要であることもしっかりと伝えてくれます。カリキュラムのとおりに吸収していけば、自分の知識や経験を他の誰かの心に響く内容に調理して、美味しいフルコース料理に仕立て上げる方法を身に着けることができます。
また、本を書く作業は孤独なイメージがあるかもしれませんが、VM出版スクールは、仲間と励まし合いながら作業を進めていくことができ、特に同期の方々との交流はとても楽しいものでした。

VM出版スクールで本を書くメソッドを身に着けたことは、私の人生をとても豊かなものにしてくれたと思います。これから先、何度でも自分の経験や考え、知識を言葉にして、人に伝えていくことができる。自分の経験を本にして、誰かの力になることができるなんて、これほど素晴らしいことが他にあるでしょうか。

【 本を出したことで起きたビジネス変化 】

 不登校に関連した本を2冊出版しました。本を読んでカウンセリングに来てくださる方、カウンセリングを受けるかどうか迷い、まずは本を読んだうえで考え方に共感してカウンセリングをご予約いただく方が増えました。セッションを提供する際、あらかじめ本で私のことを知ってくださっているので、クライアント様との信頼関係の構築がとてもスムーズだと感じています。

本を出版するほどの経験や知識があるという信頼感は、カウンセリング単価を上げることにもつながりました。講師としてさまざまな場に呼んでいただくことも増え、人に自分の経験や考えを伝える機会をいただくようになり、大変うれしく思っています。

また、私自身の経験や知識の棚卸しにもなり、自身の家庭での不登校経験を整理し、俯瞰して見ることができたのは大きな財産になりました。自分の知っていること、経験したことを、しっくりくる言葉や表現に落とし込み、ひとつのストーリーにまとめあげていくには、自分とじっくり対話する必要があります。自分はこんなことを考えていたんだ、ということを改めて確認するとともに、自分のことをよく知れたことで、日々提供しているセッションに深みが増したと感じています。



著者プロフィール

野村 涼子

野村 涼子(のむら りょうこ)
カウンセリングルーム雨の庭主宰
・公認心理師・心理カウンセラー
・精神科訪問看護師・保健師
・オンライン相談『ボイスマルシェ』専門カウンセラー
・オンライン相談『kimochi』登録カウンセラー
カウンセリングルーム雨の庭 ブログ 
https://ameblo.jp/kosodate-tempo-rubato
ボイスマルシェ 野村涼子 
https://www.voicemarche.jp/advisers/1172

●1983年大阪府生まれ。大阪大学医学部保健学科卒業。
●出産後に看護師として復帰した職場で精神科訪問看護に従事。

発達障害や精神疾患を抱えながら生活している方々、様々な事情で不登校やひきこもりの状態にある方々、そしてそのご家族と日々向き合い、生きづらさに寄り添っている。

●どんな人も、些細なきっかけで社会の片隅に追いやられ、居場所をなくしてしまうことがある。社会の隅に追いやられ、孤独に飲み込まれそうな人々の声を聴き続ける存在でありたいと考えている。

●私生活では3人の男の子の母親として、子どもの発達特性による関わりの難しさや不登校を経験。【当たり前】【普通】が叶わないとき、人は簡単に社会から居場所を失ってしまうということ、家庭の中だけで悩み事を抱えるつらさ、出口の見えない苦しさを実体験として知る。

●なにかのきっかけで社会に居場所をなくしている方、さまざまな理由で生きづらさを抱えている方、家族の悩みを家庭の中だけで抱え込み苦しい方。どのような方も、自分の思いを自分の立場から率直に語り、存在を認められる場を提供したいと考え、カウンセリングルーム雨の庭を開業。不登校や精神疾患のご相談を中心に、あらゆるご相談に応じている。

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