芳武初美 私の出版ストーリー
VM出版スクール「私の出版体験談」Part 4

皆様こんにちは、芳武初美です。この記事【私の出版体験談】は、VM出版スクールに参加して本を出した私の出版体験ストーリーです。Part1「プロローグ」、Part2「1作目の出版」、Part3「2作目の出版」に続いて、このPart4は「3作目以降」の話です。

Part 1「プロローグ 本を書こうと思ったわけ」はこちら
Part 2「1作目の出版」はこちら
Part 3「2作目の出版」はこちら

出版後に起きた現実の変化

 2冊目を出版してから、「自分が一番伝えたかったこと」が本として形になり、自分の意識の中の棚卸しができたからなのか、気持ちが開放的になってスッキリとした感覚がありました。

 不思議なことにその頃から、出版した本の影響なのか、セラピーのセッションの問合せが急増しました。とくに海外からもセッションの申し込みがあって驚いていると、私が開催しているスクールでも海外からの申し込みがありました。以前からヒプノセラピーのセッションを電話やオンラインで行うことにチャレンジしていたことが、ここで功を奏し、出版したことがきっかけで海外を含めた世界の市場に発信できるのだと確信しました。私の中では、次のステージに進めた感覚があります。

 最初にお伝えしたように、私は平日、会社の仕事をしながら出版スクールのメンターをして、自分のサロンのセッションとスクール、ボイスマルシェのカウンセリングの対応をしていたこともあり、おそらくこれまでの人生で一番忙しい日々を過ごしていました。本当は多忙で疲れているのに楽しくて疲れを感じないので、走りきった後に訪れるランナーズハイのような状況です。

 自分の感じ方はともかく、出版後に起きてきた現実の良い変化には本当に驚きました。こうして、出版することで現実が変化することがわかった私は、自分の中にあるもっと伝えたいことをブラッシュアップして電子書籍として出版していけば、多くの人の手元に届き、役に立つかもしれないと思いました。

 自分の意識が変化すると潜在意識がより良いイメージになるので、現実が変化します。潜在意識には限界がありません。これからもこのことを実体験で感じることができると確信しています。

予期せぬ次作の提案

 本の出版ペースは人それぞれだと思います。ブログとして書きためていたものをまとめて分冊で出版する人や、じっくりと自分と向き合って、伝えたいこと、一番描きたいテーマを探す人など、さまざまだと思います。中には「何を書いていいのかわからない」と悩む人もおられます。

 私も2作目を出版した後、自分の書きたかったことを一先ず整理できた気がしていたので、次のテーマをどうするのか漠然と考えていました。そんな時、精神世界に詳しいクライアントさんから、「誰かが先生に犬の生まれ変わりの本を書くようにと伝えてきます」「何度も伝えて来るので先生に伝えなければと思い、メモに書いていたのです」そう言ってメモを見せてくださいました。

 不思議なことに、ちょうどその頃に私は以前から飼いたかった犬を飼い始めたところでした。伝えてくださったクライエントさんは、私が犬に興味があって飼いたいと思っていたこと、また飼い始めたことも伝えてはいませんでした。飼い始めたのも衝動的にその流れになり、気がついたら飼うことになっていたのです。その犬にも運命のつながりを感じていました。

 また同じ時期に、精神世界に詳しい別のクライアントさんから、そのかたと私の前世の記憶をお聞きして、犬の前世の話を聞いたことから次作に書いてみようと思って出版したのが、3作目の『ボクの名前はアム ちっちゃなトイ・プードルさ! 犬の生まれ変わり・過去生からつながる魂のメッセージと生きる意味』です。これは私と犬との関わり、魂の生まれ変わりをテーマに書いた本です。私は楽しみながら、浮かんでくるイメージを言葉にして執筆を進めました。

 すると、この本を書くことを伝えてくださったクライアントさんが「先生、それで良いと誰かが言っています。そのまま書き進めてください」と伝えてこられました。これを聞いて私は半信半疑でしたが、この言葉を私は受け取ることを知っていた、予測していたと感じました。そしてこれで良かったのだと安心しました。

人は人生のどこかで、「自分の棚卸し」をする必要がある

 3作目の執筆を進めながら私は、幼少期のこと、これまでイメージで見た過去生のことを思い出していました。子供の頃から好きだったもの、興味のあること、宇宙や天体、占星術やタイムトラベルなどが、すべてつながっているのだと気づきました。自分が辿ってきた軌跡を確認できた気がしています。

 普段私たちは忙しくしていると、日常にとらわれて過去を振り返る機会は少ないと思いますが、こうして執筆をしていると、改めて自分と向き合って対話ができるのだと感じています。人は人生のどこかで、「自分の棚卸し」をする必要があるのだと思います。自分のことを一番知っているようで、実は知らない自分があるのかもしれません。

何者になりたいのか? ゴールイメージのススメ

 棚卸しをして、何処から来たのかはわかった。では、何処へ行きたいのか? ほとんどの人が未来のことは漠然と考えていて、明確にはイメージできていないと思います。自分が何者になりたいのか?なりたい自分を具体的にイメージすれば潜在意識はそのイメージを実現します。

 過去に「引き寄せの法則」が流行りましたが、これも潜在意識を使っています。自分がなりたいイメージを持って、ポジティブな思考をしているとその現実が引き寄せられ、ネガティブな思考をしているとネガティブな状況が続き、負のスパイラルから抜けられなくなる。自分が考えていることが現実に引き寄せられるのです。

 大切なのは自分が何を望んでいるのか、どの状況になったらその望みが達成できるのかを自分と対話してゴールをイメージすること。そしてすでに叶った状況をイメージして感情を感じることができれば、潜在意識の現実か非現実か判断できない特性がそのイメージを現実に叶えてくれるのです。

 私はこのことを4作目のテーマにして、人はいかに自分が考えている通りの現実を引き寄せているか、ゴールイメージを持てば現状を修復して自己実現ができるかをお伝えしようと思いました。『ゴールをイメージしてみたら あなたが光り輝いていた: 「パラレルワールド相談室」と未来からの使者』です。

大きなチャンスがやってくる

 2作目を出版した頃からヒプノセラピーのセッション申し込みや、開催しているヒプノセラピー資格スクールの受講者が増加しましたが、4作目を出版した後からその変化は加速して更に次のステージに移った気がしています。

 4作目を出版した後で、企業からビジネス協業の問合せがあり、これは自分にとって夢のようなプランでした。今後、実現することになるかもしれません。また本を読んでくれた方々が資格スクールを申し込んでくださったり、会社で行なっているマーケティングの知識を生かして、VM出版スクールのマーケティング担当としてジョインしたりすることにもなりました。

 嬉しかったのは、1作目に出版した『星が動く 過去生からの解放 いまこそ女神の覚醒のとき:時を戻すヒプノセラピーで叶える、覚醒自己実現 生きづらい女性の生き直しの旅』が、Amazon Prime(アマゾンプライム)に加入している人だけが利用できる読み放題サービスのPrime Reading(プライムリーディング)対象の本として選ばれたことです。このプライムリーディングはアマゾンで出版されている13万冊の本の中から、わずか1000冊が選ばれるといわれていて、選ばれるとプライムリーディング特集ページに対象書籍として半年間掲載されます。本が掲載対象として評価されたのかもしれないという思いと、掲載されることでより多くの方に読んでいただくチャンスを与えてもらった気がしています。

 このように自分が向かっていきたいゴールイメージを持っていると、予期せぬ思いがけないチャンスや情報に次々と恵まれます。本を書くことで自分に向き合った結果に得られたと実感しています。

VM出版スクールは大人の自己実現塾だと思う

 これまで何度も忙しい思いをしてセラピーやカウンセリングを止めようと思いましたが、止めても刺激がなく後悔するだろうなといつも感じて、もう少し続けてみようと何度も思い留まりました。このVM出版スクールに出会えて夢が一つずつ叶っていくので、続けていて本当に良かったと思います。子供の頃に思ったことがここでつながったと感じています。

 『VM出版スクール』は、仲間と学びあえる大人の自己実現塾だと私は思います。仲間と共に人生を輝かせることができるVM出版スクールに出会って本当に良かったと思っています。このスクールに参加していなければ今の自分は存在しませんし、夢を叶えるイメージも持てていませんでした。

 例えばこんな話があります。水槽の中に入れられた魚に水槽を半分に仕切った透明の板を入れておくと、仕切られた先に進もうとしても板に遮られて何度も頭を打ち付けて進むことができません。これを繰り返すと板を外しても魚は板の向こう側には進もうとしないのだそうです。そこには壁があって進めないことが刷り込まれている。どうせ向こう側にはいけないと思い込んでいる。このことは人間にも当てはまると思います。

 自分には才能がない、過去にできなかったことがある、どうせ評価されない、もう若くない……。多くの人は、何歳になったら進学して、就職して、結婚して、定年して老後を迎える。人と同じように敷かれたレールを歩んで、いつの間にか人生の後半にさしかかると思っています。この人生で何を成し遂げたいのでしょうか? 人生は選択の連続です。これからの自分が何を選択するかで過去の囚われから抜け出すことができます。そのためにも一度立ち止まって自分と向き合ってみることをおすすめします。

 人生100年時代。自分の人生は自分で豊かにできると思っています。何歳になっても社会に関わることができる。今までなら出来なかった自由な働き方も、オンラインやSNSなどデジタルを使って可能になり、ハードルが高かった出版もこうして実現できます。出版のノウハウもスクールで学ぶことができて、しかも一生ものです。自分の思いを伝えることができ、ブランディングもできます。私も直感のままに楽しみながら、戦略を持って夢を実現したいと思います。

 目標を持っていれば望む方向に向かいます。努力をした分だけ必ず形になって現れます。出版を通して自分の人生をデザインできると思っています。

 私はこれからも引き続き、VM出版スクールに参加して出版を続けていきたいと考えています。
 自分と向き合う旅は続いていきます。

(【私の出版体験談】Part1 ~ Part4 完)

Part 1「プロローグ 本を書こうと思ったわけ」はこちら
Part 2「1作目の出版」はこちら
Part 3「2作目の出版」はこちら

※画像:adam121 / PIXTA、画像は本文とは直接関係ありません

【この記事を書いた芳武初美さんについて】
芳武 初美(よしたけ はつみ)
潜在意識療法家。ヒプノセラピスト。セラピーサロン Mind ∞(マインドエイト)代表。
2015年NGHヒプノセラピスト資格、ABHトレーナー資格、アクセス・コンシャスネス(R)・バーズ・プラクティショナー資格を取得。2016年セラピーサロン Mind ∞(マインドエイト)のセラピストとしてセッションをスタート。女性専用電話カウンセリングの「ボイスマルシェ」にカウンセラーとして参加。2020年全米NLP協会プラクティショナー、タイムラインセラピー(R)協会プラクティショナー、全米NLP協会プラクティショナーコーチ資格取得。 趣味は学生時代に励んだテニスとフィットネスとヨガ。
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【芳武初美さんの出版事例】
・1冊目『星が動く 過去生からの解放 いまこそ女神の覚醒のとき』
・2冊目『壁を登ってみたら そこから見えた景色は 光り輝いていた』
・3冊目『ボクの名前はアム ちっちゃなトイ・プードルさ』
・4冊目『ゴールをイメージしてみたら あなたが光り輝いていた』

あなたも、自分の本を出しませんか?