芳武初美 私の出版ストーリー

皆様こんにちは、芳武初美です。Part1「プロローグ」、Part2「1作目の出版」に続いてのこのPart3は「2作目発売まで」の私の出版体験談です。

「Part1.プロローグ 本を書こうと思ったわけ」はこちら
「Part2.1作目の出版」はこちら

最初の出版は突破体験!6ヶ月のことがやっとわかった 

VM出版スクールでの最初の出版はとにかく必死でした。

初めての環境で、初めてのカリキュラムを学ぶ。しかもオンラインです。まず自分のパソコンのスキルも、普段仕事で使用しているメール、ワード、エクセルの一般的なものでしたので、zoom? Googleドキュメント? Googleスプレッドシート? など……最初は区別が付かず混乱しました。パソコンの環境設定や覚えることがいろいろあって、脳がシャッフルされる感覚でした。でもこれが脳にとってはとても良いのです。何歳になっても新しい刺激は脳細胞を活性化してくれます。そして私もすぐに慣れました。新しいツールのリンクはアクセスしやすいように、どんどんブックマークすればいいことを学びました。

どんなに優秀な人も、新しい環境に慣れるまでは戸惑うものですよね!?

VM出版スクールでは、私もついていけるか最初は不安でしたが、スタートが同じ同期の人は同じスタートラインに立っているのですから、条件は同じだと思うようにしました。その結果、目の前のことに淡々と向き合って課題を終えていくと、気がついた時には出版目前でした。

カリキュラムの教材もエッジが効いて刺激があるもの、興味深く参考になるものなどバライティーに富んでいて私は楽しみながら学んでいけました。わからないことも、ワークショップというお互いの企画を話す場や、共有の確認ツール、メンター制度もありますのでいつでも気軽に質問することができて、一人で悩むこともありませんでした。何よりも人とのつながりを感じることができて、仲間と支え合っていると感じられることが心強く、励みになりました。

仕事の合間の細切れ時間や週末の休日を利用して、できる時にカリキュラムを進めていくと必然的に企画が決まる流れに設計されているので、あとは自分と向き合ってコンテンツ(原稿)を作成しました。

最初の出版は突破体験です! スタートから6ヶ月で走り抜けた感じです。

出版してから、走って来た道を振り返って「やっとわかった!」と感じました。そして本の出版サポートとして、1冊目は伴走してもらえるので安心です。Amazon・Kindleのアップロードの仕方、管理画面の仕方、マーケティングについても詳しく学べますので、2冊目からはすべて自分でできるようになります。

1冊目の出版後は心に余裕が出ましたので、学んだことを生かして、どんな本が売れているのか?テーマや目次の立て方はどうか?をリサーチしました。そうすることで、ますます本に興味が湧き、売れる本の出版ノウハウを身に付けることができました。

著者になれた喜びと次へのチャレンジ欲

一般的に「本を出版することは特別なこと」「誰でもできることではないけど憧れる」「できるなら出版してみたいけど自分には無理だ」そう考える人が多いと思います。また、本を出せるのは何かの専門家か著名人、作家や社会的地位のある先生と呼ばれる人達だと思われているかもしれません。その上これまでなら自費出版費用もかなりの高額で、専門的な知識を持った人でないと縁がなかった世界だと思います。実は私も出版するまではそう思っていました。

しかし時代も変化していまは状況が違います。誰でも自分の経験を電子書籍で気軽に出版できる時代になったのだと出版してみてわかりました。

ただ、気軽に出版はできるけど、読者に読まれなくては、役立つことも熱い想いも伝わりません。ですから私は、企画段階からカリキュラムに沿って自分が伝えたいことを自分に向き合って言葉にしていきました。

読まれる本になるためには、すでにある本やコンテンツとの差別化が必要です。その差別化ができるのが、VM出版スクールのカリキュラムなのだと出版した今は感じています。ただ好きなように原稿を書いて、本にしてくれる代行業者に依頼するだけでは、納得がいく売れる本を出版できないかもしれません。

企画を練りこんで、市場を分析して作り込んで出版したら、やっと生み出せたというある種の達成感がありました。自分で納得のいく本だったので、著者になれたという喜びもひとしおでした。

1冊目を突破体験で出版したらそれは成功体験となり、次の出版からはその成功体験が背中を押してくれます。いくらでも自分が書きたい本を、企画を練って自分で出版できる気がしています。どんな本が売れているのか? どんなスタイルが好まれるのか? 読者のニーズ、世の中の背景を読み、いま必要な情報を自分の知識に絡めてタイムリーに出版できるのでチャレンジ欲も湧いてきます。1冊目を出版した後から、その思いがリアリティをもって感じられると思います。

私は、これほど自分が出版にハマるとは思ってもいませんでした。

そこにあるパッションは何だろうと考えた時、出版は書き進めていくと自分でも気づいていない本音、潜在意識の思いに気づくことがあり、「自分が何者なのか」の答えが見つかるかもしれないから。そして何か人の役に立ったり、必要とされたり、評価されることが自分のモチベーションであり続けるからだと気づきました。

もちろん著書がベストセラーになって、有名になることにも憧れはあります。潜在意識の法則では、「願えば叶う」ですので、遠慮はせずに、「私の書いた本がベストセラーになる」とイメージしています。意外と皆さんは遠慮をして「私なんて」と思われている方が多いと感じています。顕在意識(表面の意識)が強いのかもしれません。潜在意識でイメージを膨らませる方がお得だと思います。

実は、電子書籍を出版するまでは、自分でもあまり電子書籍に興味を持っていませんでした。しかし、自分で出版して電子書籍を読むようになってこんなに便利なツールをもっと早く使えばよかったと感じました。電子書籍はスマホやタブレットで何冊でも持ち歩けるので、好きな時に好きな本を読むことができます。場所をとらないので本棚で埃をかぶることもありません。デジタルに慣れているデジタルネイティブ世代の人は、情報を早く自由に取り入れられる電子書籍を利用すると言われるのも理解できます。

このようにアンテナを働かせていると、新しい情報が入ってきます。これからの時代は軽やかな「風の時代」ですから電子書籍出版に追い風が吹いています。

(「風の時代」については、私の1作目『星が動く 過去生からの解放 今こそ女神の覚醒のとき』をご覧ください。)

VM出版スクールのメンターにチャレンジ

私は1冊目の出版を終えて、スクールのメンターとして出版に向き合う人たちのサポートにチャレンジしました。出版に向けてカリキュラムを学んできたからわかること、自分が悩んだこと、つまずいたことを含めた経験が、誰かの役に立つかもしれないと思ったからです。

実際にメンターをしてみて、経験してきたから共感できることも多くありました。メンターとしてセラピストやカウンセリングの経験を生かすこともできましたし、新たな学びもありました。

担当した受講生の応援をしていると、自分のことのように感じられ、突破体験で受講生が1冊目を出版したら一緒に大きな喜びを感じることができました。そして、受講される方はそれぞれに素晴らしい経験をお持ちです。何か特別な資格が必要なわけではなく、何か優れた技術が必要なわけでもありません。その方が体験してこられたことで感じる伝えたい想いがあればそれが読者に熱いメッセージとして伝わり、読んだ人の力になり人生を変えるかもしれません。

私はメンターとして活動するとき、私もその想いを持ってサポートさせていただきました。

2作目は自力で出版できた!

メンターをしながら私は2作目の出版の準備をしていました。メンターをすることの中にもヒントがあり、セッションで感じていること、日常でアンテナを働かせているとキャッチする言葉などが素材になります。その素材と自分の知識、提供できるサービスを合わせて新しいコンテンツを作りたいと思いました。

1作目の時に学んだモデリングの手法も役立ちました。自分が書きたい本をイメージしてモデリングする。これは全体像を構成するのにとても役立ちます。いつも本の企画を考えていると、朝起きた時にふと感じるものをメモしていました。朝起きた時に感じることは潜在意識からのメッセージだからです。

また日常でも気になったワード、ふと目にした本のタイトルやフレーズ、トレンドニュースや報道の中にもヒントになる必要な素材が多くあります。本の企画のことをいつも考えていると、引き寄せられるように情報が差し出されます。これも潜在意識のパワーなのだと感じています。

こうして素材を集め、学んだとおりに企画を立てて、原稿を進めました。

2作目のテーマは、次のようなことです。

・長い間、自分は価値がない、自分は人から嫌われているといった自己否定に悩んでいる人。
・トラウマや恐怖症・不安やパニック障害などの心の不調を感じて、その状態を抜け出したいけど抜け出せない人。
・過去のトラウマに苦しんで生きづらさを感じている人。

このように、「前に進みたいけど進めない……変わりたいけど変われない……」と「壁」を感じている人に、「壁」を乗り越えるための方法を、潜在意識の法則をベースにお伝えする内容です。催眠療法で行う催眠誘導を一人でもできるように、年齢退行と過去生退行の動画リンクも用意しました。

原稿が進まない時もありましたが、出版日を決めて逆算で自分を追い込むと案外目標達成できるものです。しかしこれは私流なので、できれば皆さんご自身のスタイルにあった余裕のあるスケジュールにされることをおすすめします。

原稿ができて、推敲し添削をしたらいよいよAmazonへの入稿です。学んだとおりに落ち着いて入稿すれば大丈夫! 必要な箇所を埋めて、原稿をアップロード! 確認をして、出版ボタンを押す!

やった、2作目は自力で出版できた!

Part 4「3作目以降 意識が変わると現実が変化する」に続きます

Part 1「プロローグ 本を書こうと思ったわけ」はこちら
Part 2「1作目の出版」はこちら
Part 4「3作目以降 意識が変わると現実が変化する」はこちら

※画像:adam121 / PIXTA、画像は本文とは直接関係ありません

【この記事を書いた芳武初美さんについて】
芳武 初美(よしたけ はつみ)
潜在意識療法家。ヒプノセラピスト。セラピーサロン Mind ∞(マインドエイト)代表。
2015年NGHヒプノセラピスト資格、ABHトレーナー資格、アクセス・コンシャスネス(R)・バーズ・プラクティショナー資格を取得。2016年セラピーサロン Mind ∞(マインドエイト)のセラピストとしてセッションをスタート。女性専用電話カウンセリングの「ボイスマルシェ」にカウンセラーとして参加。2020年全米NLP協会プラクティショナー、タイムラインセラピー(R)協会プラクティショナー、全米NLP協会プラクティショナーコーチ資格取得。 趣味は学生時代に励んだテニスとフィットネスとヨガ。
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【芳武初美さんの出版事例】
・1冊目『星が動く 過去生からの解放 いまこそ女神の覚醒のとき』
・2冊目『壁を登ってみたら そこから見えた景色は 光り輝いていた』
・3冊目『ボクの名前はアム ちっちゃなトイ・プードルさ』

・4冊目『ゴールをイメージしてみたら あなたが光り輝いていた』

あなたも、自分の本を出しませんか?